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「当たり前の生活」を最前線で支え、 市民がより過ごしやすい環境を整える

機械 環境局 ごみ減量推進課
平成29年度入庁 異動歴:ごみ減量推進課

大学で学んだ機械の知識をまちづくりに生かす

金沢市役所に興味を持ったきっかけを教えてください。

市には上下水道設備やごみ処理施設など、市民の「当たり前の生活」を最前線で支える設備が数多くあります。小学生の時に社会科見学でこうした施設を目の当たりにしました。人々の暮らしや経済活動を支える上で欠かせない社会基盤であり、公共の福祉に提供される施設や設備にずっと関心を持っていました。
大学で機械工学、大学院でバイオプラントについてそれぞれ学んだことから、自分の知識を生かし、人々の「当たり前を」支え、より過ごしやすいまちづくりに貢献できる点に魅力を感じて市役所を志望しました。就職活動にあたっては、民間企業の内定もいただいたのですが、大きなプラントを稼働している金沢市の仕事に携われるということもあって、最終的に市役所を選択しました。

ごみ減量化・再資源化を推進。新たな施設の稼働で感じる手ごたえ

現在担当している業務はどんな内容でしょうか?

市内の様々な事業に関するごみの減量化・再資源化を推進するとともに、ごみ処理に携わる事業者の事業計画や施設について審査し、各種法令で定められた基準へ適合したものとなるよう指導しています。ごみ処理施設の整備にあたっては、事業者の計画案の段階から竣工までを継続的に審査・指導を行います。大規模な計画では事業者との協議や関係する市役所内の他部局との会議も重ねます。
効率的な処理施設の建設や機器の更新を進めたい民間企業と環境への配慮を求める住民側とそれぞれの思いがありますので、適正な過程が踏まれていることを確認し、計画を承認していきます。ごみ処理施設は、公衆衛生に欠かせない施設である一方で周辺環境への影響が大きいため、計画の審査に苦労することもありますが、無事に完成し、順調に稼働した様子をみると、この仕事の確かな手ごたえを感じます。

新しい技術の導入による事業ごみ処理の高度化

今後の目標を教えてください。

金沢市では、家庭ごみの減量化・資源化がここ数年で急速に進んでおりますが、「持続可能な開発目標(SDGs)」の観点からも、これらの流れをより一層強化し、循環型社会を形成することが求められています。そこで、今後は事業系のごみについても減量化・資源化を強化していくこととしています。
ごみ処理技術は年々進化し、手作業工程の機械化や、リサイクル製品の高品質化が進んでいます。こうした進歩には、必ず新しい機械技術の導入が関わっています。現在金沢市には、事業系ごみの処理施設が官民合わせて数十か所あり、こうした施設の改修や更新にあたり、機械技術に関する知識を生かして、事業ごみ処理の高度化を推進したいと考えています。

メッセージ

メリハリのある社会人生活。一緒に金沢の未来を創りましょう

機械職の職員は、公共施設の設計や維持管理業務だけではなく、民間事業者の施設や設備に対する審査や指導に携わることもあります。大学で学んだ機械に関する知識を生かし、さまざまな事業に関わることができる魅力ある職ではないでしょうか。
学生時代から年に数回、国内のいくつもの都市に旅行をしています。自分がまだ知らない土地を訪ねて、そのまちの魅力に触れることは刺激であり、仕事に向き合う際のアイデアを得ることもあります。休暇が取得しやすい雰囲気の職場でもあり、業務を計画的に組み立て、まとまった休暇をとってオンオフを切り替えるようにしています。こうしたメリハリのある社会人生活を送ることができる職場で一緒に仕事をしてみませんか。

1日のスケジュール

  • 資料確認

    事業者との連絡や午後からの立入検査業務の準備をします。

  • 書類審査

    事業者から提出された申請書や届出書の内容審査を各種法令に照らし合わせて行います。

  • 昼休憩

    市役所の食堂で済ませることが多いですが、月に何度かは同僚と外食することもあります。

  • 事業者への立入検査

    申請や届出の内容を元に事業場へ訪問し、各種法令で定められた基準への適合性を実地に確認します。

  • 立入検査記録の作成

    立入検査の結果や現地の画像をとりまとめ、報告用資料を作成します。

  • 退庁