北陸新幹線開業で発展を遂げる金沢のまちづくりに貢献したいと就職
金沢市役所に興味を持ったきっかけを教えてください。
就職先として、金沢市役所を考えるようになったのは、平成27年3月の北陸新幹線金沢開業がきっかけでした。金沢出身で富山の大学に進学したのは、新幹線開業を控えて金沢が発展している真っ最中。学生時代に金沢に帰省した際やニュースを通じて見る金沢の街の様子からは、市全体が大きく盛り上がっているのを感じました。
金沢駅やまちなかも日々発展を遂げており、自分自身も熱気が高まる金沢のまちづくりに貢献したいとの思いが強くなっていったのです。大都会ではないものの、快適な生活の機能は整って暮らしやすく、歴史や伝統を守るべきところと発展する部分のメリハリがあり、自身のふるさと愛も強くなりこの地で働きたいという思いが高まっていきました。
空き家の適切な管理や活用を推進、市民の安全を守ります
現在担当している業務はどんな内容でしょうか?
主な業務は、市内で放置されている空き家の改善、瑞樹団地の宅地販売促進業務、課内の予算管理です。現在、金沢市には10,000軒を超える空き家があるとされています。その中でも、人の目が行き届かず管理不十分となった空き家は、周辺の治安に悪影響を与え、老朽化によって屋根が抜け、瓦が落下すなど隣家や通行人にも危険をおよぼす可能性があります。そうした空き家から市民の安全で安心な生活を守るため、周辺住民の方や関係者の方から「どうにかならないか」「どうしたらよいか」との声をいただき、市として対応できる解決策を探り、解決に導けるよう努めています。
また、瑞樹団地の管理・販売を通して、美しい街並みを広げていきます。まちづくりに関して柔軟な発想で企画立案をすると共に、正確性が求められる予算管理と両立して業務を行っています。
間接的であっても、目立たない場面であっても、市民のために必要な業務
今後の目標を教えてください。
市役所の業務は広範囲にわたり、大小関係なく全てが市民のために行われています。その中には、書類の作成や予算の管理など一見、直接市民には関係ないのではと思える業務も多く存在しています。しかし、そうした業務は間接的であっても、またどこか目立たない場面であっても、必ず市民の暮らしのために欠かせない要素を持っています。
自分が今日取り組む仕事は、確実に誰かのためになっていると感じられることは、市職員だからこその充実感だと思います。多分野にわたる業務を通して、私たちはさまざまな経験を積むことができます。そうした多くの業務を経験し、自分の能力を高めることで、より一層社会に貢献できる職員となるように頑張っていきます。
メッセージ
1日のスケジュール
-
資料確認
メールの確認やその日に行う業務の資料をチェック
-
ミーティング
業務の進捗状況や完了報告を行う
-
昼休憩
同期や同僚と外出して気分転換
-
事務作業
照会文書に対する回答や業務に関する資料を作成
-
退庁